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6/18 礼拝メッセージ「神の働き方改革」

 創世記には、神様がこの世界を創造された7日目に休まれたことが記されており、それにならい、週の最後の日には労働を止め、神様を大切に思う日にせよという掟が生まれました。イスラエルや敬虔なキリスト教の国では、安息日にはお店が閉まっているので、旅行者は困るという話は有名ですが、単なる休日というよりは、神様に礼拝する大切な日として安息日があります。さらに「神の安息」というと、私たちの死後の天国や、この世の終わりの後にある、エデンの園のような場所を意味しています。この神の安息の場に迎えられるのは、神様を信じる者たちであることは言うまでもありません。日本人は一つの宗教にこだわらない無宗教という方が多いわけですが、終活と言ってお葬式の準備は真剣に取り組んでも、死んだ後いったいどうなるのかをあまり考えていないのではと思います。聖書は、死は本当の終わりではないと私たちに告げています。「神の安息」があるのです。では「神の安息」にあずかるには、何が必要なのでしょうか。いろいろな神の安息に至る道があります。しかし、唯一大切なことは、イエス・キリストを信じるということなのです。イエス・キリストが私たちと神様をつないでくださっている。天の国の扉を開いて下さって、信じることが大切なのです。神様の前に休むこと、聖書を通して、神の言葉に耳を傾けること、自分の過ちを神様にごめんなさいと謝ること、それが礼拝なのです