出会いは予期しない出来事から始まることもあります。少し前のことですが…
私は、ある日の夕方、教会のバザーのチラシをご近所に配っていました。たいていポストは門の隣にあるのですが、凝ったポストだとなかなか見つけられなかったり、差込口が分からなかったりします。で、事件は起きました。門の横にポストが見つからず、「どこかなー」と門を開け、覗くと内側にポストがありました。チラシを入れて、あとずさりで門を閉めようとしたところ！段差があったことを忘れて、そのまま「ドドーン！」と後ろ向きに転んでしまったのです。しかも門の取っ手を持ったまま！私と一緒に５㎏以上ある感じの門も外れてしまいました。しかもただ外れたのではなく、ボルトで固定してあったところが外れてしまったのです。工具がなければ直しようがないことはすぐにわかりました。そのまま立ち去るわけにもいかず、チャイムを押して事情を話しました。「いいよ、いいよ、こっちで直すから」と言われましたが、これは何とか直すしかないと、次の日工具を買って直しに行きました。幸い固定されていたところは破損しておらず、すぐに締めなおすことができ、ついでに別の不具合だったところもその家の方と直すことができ、かえって良くなったと喜ばれました。それから数日後の教会バザーの日。その方が教会に来てくれました。怪我の功名とは、まさにこのことでした。（この時、実際にけがをしました。それはまた別のお話）