1か月の入院で得た 12 の恵みについて先週からの続きです。
⑦ 「患者になるな」と教えられた恵み
入院7日目から始まったステロイド治療によって、劇的に熱も咳も関節痛も収まり、
入院生活に少しゆとりが出ました。そこで、ある看護師さんに「何か入院生活のコツみ
たいなことはありますか?」と聞きました。すると彼女は「患者にならないように」と
言ったのです。この言葉が心に刺さったのです。それからできるだけ看護師を頼らない
入院生活を送り、結果として精神的・身体的体調の良さを生み、想定より早い退院につ
ながりました。
⑧ 個室の恵み
入院当初は、咳や熱で苦しい状態でしたから、周りに迷惑をかけず、こちらも気を遣
わずに治療に専念できました。費用的には痛いものでしたが、この個室が空いていなか
ったら、もっと辛い入院生活でした。
⑨ 4人部屋の恵み 苦しさの気づき 自分~同室者~世界へ
4人部屋に移ってからは、他の人の物音がとても気になりました。しかし、苦しむ同
室者のために祈る機会となりました。また、実際手術前の同室者と祈ることもできまし
た。その「痛み・苦しみ・悲しみ」の気づきは、世界の「痛み・苦しみ・悲しみ」のた
めのより深い祈りとなりました。日々み言葉に諭され、勇気をもらいました。
⑩ 他教会のWEB礼拝の恵み
そして、他の教会のWEB礼拝に出席できたことも恵みでした。
⑪ 教会財政が守られた恵み
3カ月の休職によって、人件費が抑えられ、赤字が確実だった教会財政が、その後に
献げられた感謝献金と合わせて黒字になったのです。牧師の病気も、万事を益として下
さる神様によって教会の益に変えられたのです。
⑫ 自分の「召し」について思い巡らせられた恵み
神様の多くの恵みに接し、み言葉に励まされる中で、自分の牧師としての働きを見つ
める時間ができました。全て事実であり、神様の御業を賛美せずにはいられません。あ
ふれる恵みをこれから精一杯皆さんと分かち合いたいと思います。