
私は昨年10月に初めて肺炎で入院しました。その入院中、様々な「神様に守られた」と思える恵みを経験しました。その数なんと12!それをご紹介します。
① S田先生に主日礼拝の奉仕を頼めた事
入院(土曜)したその週の火曜の夜、中会宣教主事とのZOOM会議に、不思議なほど元気に出席でき、自分の体調をS田先生に話すことが出来、先生から再び悪くなったら、礼拝説教を引き受けてもよいと言ってもらえた事。その深夜再び体調が悪くなり、翌日お願いすることが出来ましたが、会議を欠席していたらお願いできませんでした。
② 東海大学病院に入院できた事
S田先生にメッセージを依頼した後もますます体調は悪化し、クリニックで紹介状を書いてもらい金曜に入院しようと思っていましたが、金曜は休診で、受診が土曜になり、土曜に入院受付をしていたのが東海大学病院だけだったのです。結果としてCTや血液検査など高度で迅速な診断で、すぐに普通の肺炎でないことが分かり、入院出来ました。
③ ④ 検査当日の出来事と祈られる恵み
入院してから4日間は、入院前と同じ症状が続き、5日目に「気管支内視鏡検査」と
いう苦しい検査をする事に。咳も熱も関節痛も収まっていない状態で、当日は薬も禁止
だったため、私は恐ろしくなり、中会の先生方にメールでお祈りをお願いしました。す
ると「教会の皆と祈っているよ」という返事をもらい、本当に勇気づけられました。検
査当日の朝、不思議なほど痛みのない平安な朝を迎え、検査に臨むことができました。
⑤ 治療を終えていた歯
本格的な治療を行うため、虫歯の有無を歯科で検査の検査をする事に。薬の副作用で
歯が抜けてしまう恐れがあったためですが、1年程前に全ての虫歯を治していたのです。
⑥M本先生や中会のサポートによって主日礼拝が守られた事
3か月の休職を余儀なくされ、一番心配だったのが礼拝(メッセージの担当)の事で
した。しかし、小会(役員会)の必死の調整によって中会の牧師、中会宣教主事に来て頂き一度も穴が空くことなく礼拝が守られた。正直私は、何回かは他教会のWEB礼拝に参加する形を予想していましたが、毎週直接メッセージ、それも素晴らしいメッセージを聞くことが出来た。中でもM本先生には、キャンドルサービスの礼拝まで引き受けてもらえた。
⑦ 「患者になるな」と教えられた恵み
入院7日目から始まったステロイド治療によって、劇的に熱も咳も関節痛も収まり、
入院生活に少しゆとりが出ました。そこで、ある看護師さんに「何か入院生活のコツみ
たいなことはありますか?」と聞きました。すると彼女は「患者にならないように」と
言ったのです。この言葉が心に刺さったのです。それからできるだけ看護師を頼らない
入院生活を送り、結果として精神的・身体的体調の良さを生み、想定より早い退院につ
ながりました。
⑧ 個室の恵み
入院当初は、咳や熱で苦しい状態でしたから、周りに迷惑をかけず、こちらも気を遣
わずに治療に専念できました。費用的には痛いものでしたが、この個室が空いていなか
ったら、もっと辛い入院生活でした。
⑨ 4人部屋の恵み 苦しさの気づき 自分~同室者~世界へ
4人部屋に移ってからは、他の人の物音がとても気になりました。しかし、苦しむ同
室者のために祈る機会となりました。また、実際手術前の同室者と祈ることもできまし
た。その「痛み・苦しみ・悲しみ」の気づきは、世界の「痛み・苦しみ・悲しみ」のた
めのより深い祈りとなりました。日々み言葉に諭され、勇気をもらいました。
⑩ 他教会のWEB礼拝の恵み
そして、他の教会のWEB礼拝に出席できたことも恵みでした。
⑪ 教会財政が守られた恵み
3カ月の休職によって人件費が抑えられ、赤字が確実だった教会財政が、その後に
献げられた感謝献金と合わせて黒字になったのです。牧師の病気も、万事を益として下
さる神様によって教会の益に変えられたのです。
⑫ 自分の「召し」について思い巡らせられた恵み
神様の多くの恵みに接し、み言葉に励まされる中で、自分の牧師としての働きを見つ
める時間ができました。
これらは全て事実であり、神様の御業を賛美せずにはいられません。この入院はあたかも天使によって天に連れていかれたヨハネのような、また、大魚に飲み込まれたヨナが絶望の淵で祈り、その祈りが聞かれて命が助かったような不思議で恵みに満ちた経験をする機会となったのです。